特に女性の方からよく受ける質問です。
「走ったり、有酸素運動はやせる為に必要ですか?ずっと走るのは単調でつまらないのですが」
答えると、必須ではありません。
楽しめるのであれば別ですが、その1時間を別のことに使った方が効果が見込めます。
やせる為には、脂肪量を減らすことが必要です。
これは筋力トレーニングや、走らない有酸素トレーニングによって達成できます。
▽筋力トレーニングをすればOK
筋力トレーニングは、すでにある筋肉を活性化させ、適切な食生活と睡眠により、基礎代謝の増加につながります。基礎代謝は安静状態で消費するカロリーを表すため、つまり『何もしなくても』身体がカロリーを消費してくれるようになります。
また、筋肉に負荷を与えることで運動後の酸素消費量「 post-exercise fat oxidation (EPOCとも呼ばれます )」を高めます。これは、運動後も脂肪燃焼が続くということです。
「アフターバーン効果」とも呼ばれるこの反応は、研究によると少なくとも24時間は続くといわれています。
脂肪量を減らすには「消費カロリー>摂取カロリー」にする必要があり、この差が大きいほど体内の脂肪の分解が高まります。
筋力トレーニングは直接1日の消費カロリーを高めるため、『筋トレはやせるのに効果あり』といえるのです。
さらに、筋力トレーニングは対象となる筋肉がより広範囲になるほど、カロリー消費における影響も大きくなります。そのため、大きな筋肉群を複数動員する動作が、やせる為には効果的です。
▽走らない有酸素トレーニング
走るという動作は、心拍を高める何かしらの連続した動作に置き換えることが可能です。
脂肪燃焼に最も効率の良い心拍は最大心拍の75%-85%と言われています。
これ以上心拍を高めると、運動を続けることが困難になり、結果合計の消費カロリー数が下がってしまう可能性が高くなります。
そのため『少しきつい』程度の感覚で、30分以上身体を動かすことが効果的です。
例えば、縄跳び、水泳、ステップ台運動、ボクササイズ、自転車、、、などが挙げられます。
有酸素トレーニングは、動作の継続(30分以上)が求められるため、『やっていて楽しいこと』を見つけて続けることが重要です。
▽さいごに
チューダーズでは、個人に合ったプログラム作成と、正しいフォームの指導、そして効果を最大化するパーソナルトレーニング/グループフィットネスを提供しています。
質問は無料で受け付けていますので、興味のある方はこちらからお問い合わせください。
おまけ:おすすめの筋力トレーニング種目
大きな筋肉を動かす動作(Lv.1)
・スクワット
・プッシュアップ
・バックエクステンション/スーパーマン
大きな筋肉を動かす動作(Lv.2)
・バーベルスクワット
・バーベルチェストプレス
・バーベルデッドリフト
大きな筋肉を動かす動作(Lv.3)
・クリーンプル
・クリーン&ジャーク
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