よく糖質制限に関する質問を受けます。
低炭水化物のダイエット(ケトジェニックダイエットという名で流行っています)は、短期間で成果が出ることは事実です。
しかし、その効果を継続させ・長続きできるかは別の話です。
ほとんどの低炭水化物ダイエットは、シンプルかつ高栄養素の食品に絞って「低カロリー」でおなかを満たすことにあり、その過程で3大栄養素の1つである炭水化物の摂取を制限し、食事における選択肢を少なくすることと言えます。
この食事法の問題点の多くは、「制限」することに起因します。自分の1日の炭水化物摂取量を注意してウォッチしなくてはいけません。また、糖分不足によりエネルギー不足となり、特にハードなワークアウトに慣れていない初心者だと、ジムでのトレーニングの質が落ちることになります。体が重い感覚やメンタル面でのモチベーションの低下などに現れます。
心理学の原則として、「手に入らないものが欲しくなる」「それが手に入らないと冷静な判断が失われる」というものがあります。炭水化物を「食べてはいけない」となると、「食べたくなる」となるのが人間というものなのです。
結果の出るプログラムには「全体のバランス」そして「性格や嗜好に合わせた個別性」が重要です。トレーニングの内容と頻度を管理できれば、低炭水化物のダイエットは必要ではありません。
自分に合ったプログラムの作成、パーソナルトレーニングセッションはこちらからお問い合わせください。個別に食事指導も含めた目標達成のサポートをさせていただきます。
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